徘徊による問題

知人の親の話ですが、長野県のある老人ホームに入居しました。元々認知症があって家族が困り入居させたわけですが、施設に入った後、不穏な行動はおさまらず施設内の徘徊を繰り返していたそうです。

入ってそれほど時間が経たないうちに、面会者と一緒に出たのか方法は分かりませんが外に出てしまったそうで、その日は吹雪の荒れた天気だったそうです。

職員も懸命に探しましたが、ご家族の心配は的中しそのまま行方不明になってしまったそうです。半年後にその友人に確認をしましたが、未だ見つかっていないそうです。

自然の中にあるホームなので周りは木々に覆われており、一度雪深い森の中に入ってしまえば、大人でも探し出す事は難しいでしょう。ネットで徘徊について調べてみると、大阪の人が函館で見つかったり40キロも歩いた先で見つかったなど、徘徊をする人はどこに向かっているか分からず無我夢中で前進し続けてしまうのでしょう。

これから団塊の世代が高齢を迎える中で、認知症の問題はもっと社会問題になる事は間違いないと思います。ボディピアスなどカウンターカルチャーが発展している方々は、皮膚の下に回路を埋め込み、ドアや車やエンジンを手をかざしてかけたり出来るようにしており、そうした物を全員が埋め込むようになると、誰がどこにいるかなどGPS機能を使って行方不明はなくなるのかもしれません。SF映画などでもまれに見るような光景が、近づいてくるというより近付かなくてはならない時代が来るのかもしれません。